2014年11月29日土曜日

心優しい?お節介?一時の感情で動く人々

かつてAiko's GDGD Radioでも普段のCASでも再三言っていることですが、
ここで改めて書かせていただきます。
関連動画はコチラ>>Aiko's GDGD Radio「台湾人の優しさとお節介」


台湾人の国民性とは、何なのか――


親切で、優しくて、お節介...
很親切、又體貼、又雞婆...

小学5年生だった私も その人情味溢れた台湾人に惚れて、
台湾に憧れや興味をもった口です(照


台湾に訪れる日本人の多くが同じことを感じるのではないでしょうか?


それら優しさを冷静に観察してみると、
一時の感情で動く台湾人の様子が視えてきます。



その代表格として、日本人の皆さんに印象が深いのは、311東北大震災の時の台湾(中華民国)からの義援金の多さだと思います。

そして、
・台湾人に道を訊いたら、目的地まで連れて行ってくれた。
・パスポート落としたら、ホテルまで届けてくれた。
・靴ひもほどけたまま歩いたら50mくらいの間に3人に危ないよと声をかけられた。
・“慈濟”など大規模宗教団体が多く、世界各地の被災地へ赴いて人助けをしている。
などなど
掘ればザックザックとハートウォーミングな話はいくらでも出てきます


私自身の体験談――
・部屋探しの時に、外人お断りだったが、日本人ということで部屋を貸してくれた。
・アイロンを買いに家電量販店に行ったら、日本人留学生ということがバレて、会員価格の半額にしてもらった。
・昔言語交換していた友だちが、ページ数の多い論文の文法を直してくれている。
などなど

台湾人だから優しいのか、その人が優しいのか。。。


優しさも、行き過ぎればお節介――
視点を家庭内に向けてみます。
台湾人のお父さんお母さんの多くは、
子ども(※成年を含む)に酷く過干渉な傾向があります。
子どもはまだ若いので問題も多くあります(進路決定や経済上の問題など
それを親は子どもが困っているからとすぐに助けてあげるのです。
その結果、子どもはいつまで経っても自立できないのです。
(自立することが良い事だと思わない傾向があるのでry

優しさも、その先を考えないで行っている?――
上記の子どもを思う優しさも、親子が共依存に陥ることを考慮せずに行います。
託児所を訪れたある日、私は驚きの光景を目にしました。
子ども5人ほどに1人の保母さんがついていました。そのグループが5つほど
そこで、一人が泣き出しました。
すると、4人保母さんが集まって来て「どうしたの?」「大丈夫?」と心配しに来ました。
残りの子は?放置していいの?
困っている子がいると、すっと複数人が集まって来て助ける。後先考えずに
この全体を見ないで行動する様は、「専門重視の台湾」と関連性があると思うのはわたしだけでしょうか......


台湾でラーメン屋をかまえる中国人の社長さん(:私の友だちです)は言いました。彼の言葉をかいつまんで言うならば、
「ここで店を構えるにあたって、お隣の台湾人が電子レンジをタダでくれた。
 台湾人は優しい。
 ただ、その時々の感情で動く傾向がある。優しさもその一つだ。
 ニュースや政治、CMを見てごらんよ。どれも御涙頂戴で感情に訴えかけて人々をコントロールしている。つまりは、そこを逆手に取れば台湾人はカンタンに煽動出来る」

台大卒の日本人の先輩はこう言いました。
「台湾人の弱みこそが感情で動くという部分だ。彼らは金稼ぎに関しては賢い。もし彼らにその弱みがなければ、日本経済を脅かす存在になる。だから彼らは今のままで良い」



多くの台湾人は、311東北大震災で大きなダメージを喰らう日本をテレビで観て、心を痛ませ、何とかしてやりたいと”自分の生活を顧みず”に募金をしてくださいました。
その結果、九州くらいの小さな台湾から、世界で一番多額の義援金が捻出されたのです。
この事実には、大変感謝しており、2011年来台以降初めて知り合う台湾人には感謝の言葉を伝えています。
話の趣旨が掏り替えられそうなので、ここまでにします。

別に台湾人の良心を非難はしません。する必要性はないですし、むしろ素晴らしいことです。ただ、それは一時的な感情で動き、全体を考慮したものではないということです。
とにかく、そういうことです。





2014年11月22日土曜日

あいこが学歴をわざわざ公開する理由

日本では非常識にみられることでしょう。

私が「台大の学生です」とおおっぴらにすることに、
何コイツ自慢してんの?
不快を感じる方もおられることでしょう
(今までそういったコメントはなかったといえど)

それを承知でも、
わざわざ学歴を公開することが、
この台湾で生きていく術 なのです。

理由は主に、台湾の日本人留学生への偏見学歴社会があります

まず、
私はただの留学生、と公開すると
多くの台湾人は
日本人留学生=遊んでいる、無知
といった偏見で接してきます。
「どうせ何も知らないんだろう?」
「わたしらの生活事情も知らないでのうのうと遊びにきてるよww」
その果てに、
「おまえら南京大虐殺とか学んでないだろ?」
「日本人の女とかみんなどうせヤリ○○だろww」
などと厚顔無恥の偏見丸出しで煽ってきます。

それを、
私は台大の学生です、と公開すると
多くの台湾人は
「台大?!!これは変なこと言えない(汗」
と言った風に、いとも簡単に溜飲を下げてくれます
むしろ、台大の日本人留学生が頑張っていると前向きに捉えて応援までしてくれます。

かつて、ツイキャスに来た台湾人の男の子が以上のような傾向をもろに出したことがありました。その回は、あまりにその子が日本偏見を丸出しにして批判をしてきたので、大人の理由でお蔵入りにしました。
そのとき、「私は台大の学生だ。キミの言っていることは、〇〇というところを実際に自分の手で調べてからもう一度考えて欲しい。」などと言ったところ、
彼は溜飲を下げ、その回以降、無駄に偏見をかざしてくることは無くなり、今ではむしろ頼もしい常連視聴者さんです。


なぜ、こんなにもあからさまに態度が変わるのか、
台湾人の学歴主義のおかげですね。
台大の学生で良かったです。

ということで、不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
どうか学歴をわざわざ公開することをご承知下さい。




2014年11月15日土曜日

優しいマザコン、台湾人男性

前々回、台湾人女性の一つの傾向をご紹介しました。
今回は、台湾人男性の傾向をご紹介致します。


題目にあるように、
台湾人男性を一言で表すなら
「優しいマザコン」です。


その背景には、
「公主病(お姫様病)」の台湾人女性の存在
大人になっても親には従順でなければならない台湾文化
があります。
これらに関しては以前に説明しましたね。ここでは触れません


台湾人男性は、すごく優しいです。

なんでも奢ってくれるし、
荷物は持ってくれるし 、
何時でも車出してくれるし、
食べたら片付けてくれるし、
夜何時でも電話に出てくれるし、
用事も優先してくれるし、
靴ひもをひざまずいて結んでくれるし、
どんなワガママもきいてくれるし、
すごく優しいです。

とくに、
日本人女性から言わせると、
台湾人女性が料理等家事全般ができないので、
ちょっと料理つくってあげたらすごく喜びます。


ただ、
そんな台湾人男性でも、
彼女よりも優先すべきことがあります。

お母さん!

マザコンです。
完全にマザコンです。
しかし、あまりに当たり前すぎて「媽媽控(マザコン)」という言葉は、
お母さん大好きな人を指すのではなく、熟女好きを指すほどです。
マザコンは、フツウなんですよ。


ということで、
今回はカンタンに台湾人男性を形容してみました。
もちろん、それは台湾人男性すべてがすべてに当てはまるわけではなく、
個体差はあります。ただ、大部分がそういった傾向があるというだけです。



2014年11月8日土曜日

台湾人の論文ってつまらない?!

日本人の発表は分かりやすい!
台湾人の論文は個性や意見がない!


いやいや、日本人の発表ってうまくないやろ!ってツッコミを入れたいのは分かりますが、ちょっと待っていただけますか?
上記意見を台湾の大学院に進学してから何度聴いたことでしょうか...


台湾の研究論文および発表の特徴:
・既存資料(論文/データ)からの引用文が多い
・理論の枠組みはアメリカの論文から拝借、応用(なぜにアメリカ?w)
・論文の中では「文獻回顧」という既存研究の傾向やまとめがメイン
・一次データを図式化せずにそのまま載せるだけ
・発表時にも上記傾向反映
・PPT(: PowerPoint)はモノクロが基本
・PPTのカラーは写真が貼ってある部分だけ
・データが細か過ぎて見づらい
・モノクロすぎて、どこが強調されてるか分からない
・PPTを補助する口頭での説明は緩急があるし、ジョークも挟んで面白い

➡︎結果:話は楽しかったが、具体的な数字などが分からない。研究の傾向はわかったが、分析した上での意見はなんだったのか分からない


なるほど、台湾人が
日本人の発表は分かりやすい!
台湾人の論文は個性や意見がない!」
と、よくいうのは台湾にいてよくよく分かる、うん。
発表がヘタな日本人でもあることでしょうけど、
それはあくまで“ヘタな”人。
上記傾向は台湾人の発表するものほとんどに当てはまることが問題なのです。
政府発表のデータもまた然り(取り扱う身にもなってみてくれ...)


個人的には、レポートを書くたびに、PPT使って発表するたびに、すごく褒められます。
大学まで日本の教育を受けてきて良かったです。日本の教育を受けて来たおかげで、台湾学術界では軽くチートできてます。
正直に言います。台湾の大学院に進学して、日本の大学卒業論文レベルで通用してしまうので、つまらないです!向上心が折れます。


2014年11月1日土曜日

台湾女性はお姫様

台湾女性を表す言葉――

“公主病(gong zhuˇ bingˋ)”

直訳すると、「お姫様病」です。

私も台湾に来て数多くのお姫様病を患っている女性を観てきました。
街の中の光景に然り、友人関係の中にも然り。
それは、日本人の私からすると、ちょっと引いてしまうご病気です。
もちろん、これは揶揄です。台湾人一般からの揶揄です。私が名付けた訳ではありません


・同性の友だちとの食事に、彼氏を連れて来る。彼氏は黙ってただ彼女の手を弄ってるだけ。
・友だちとの遊びにも、彼氏が送り迎えをする。何時であっても。
・荷物はすべて男性に持ってもらう。
・食事の片付けも男性にすべてやってもらう。
・ 彼氏には如何なる時でも手をつないでもらう。
・靴ひもは彼氏に跪いて結んでもらう。
・何時であろうと彼氏には電話に出てもらう。
・如何なる場合でも、甘えたい時には甘えさせてもらう。
 など

以上は序の口です。「何時であろうと」というのも、「如何なる時/場合」というのも、文字通りです。そして、それに彼氏が応えられないとケンカに発展します。外であろうと、大声でケンカが始まります。

もちろん、すべての台湾女性がお姫様病ではなく、
ただ、大半がお姫様病なだけです。ご安心下さい。


人前でもイチャイチャしたい日本人男性は、以上のような台湾女性はいかがでしょうか?


***
関連動画は以下の通り: